「ダメ人間」を読んだ

誇張ではなく本当にダメ人間だった。

ダメ人間 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

ダメ人間 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

水曜どうでしょうではおなじみのミスターこと鈴井貴之の芸能事務所立ち上げまでを綴ったエッセイ。 視聴者が普段見ている鈴井貴之は、親しみやすくてどこか抜けているお調子者というイメージ。 そんなイメージの鈴井貴之も、大ヒットとなった水曜どうでしょうを企画し、大泉洋や、安田顕といった全国区のタレントを持つ芸能事務所の社長という、凄い実績と肩書を持っている。 本書を見る前は、どうでしょうでよく見るライトな駄目エピソードが見れると思っていたが、予想は大きく裏切られ想像以上にヘビーだった。

とにかくダメ人間

受験に失敗し浪人するも誘惑に負け浪人時代を殆ど遊び倒す。 更に親に参考書を買うと言って仕送りを貰い、その金をお酒に使う始末。

このエピソードだけを切り取って見ても相当たちが悪いのが分かる。 その後、大学に入って演劇活動を行っていく過程でも、ダメ人間っぷりは相変わらずでいろんな失敗をやらかしていく。

ダメだけな人間か?

エッセイとなると自分のことを自分で書くので、多少は美化する面があるかと思うが、本書ではそういった良いイメージを連想させる話が全くない。 よくここまで赤裸々に語ったなぁと思うほど失敗談が盛り込まれている。

しかし、ただのダメ人間が全員芸能事務所を立ち上げて成功出来るわけでもなく、なにか成功に繋がる素質を持っていたはずだ。 成功に繋がった最大の要因は「能動的に行動していったこと」だと思う。 劇団を立ち上げて、多くの人を巻き込んでいこうと決断できる人はなかなかいない。 加えて、色々な失敗を経験しながら挫折せずに進んできたも誰でも出来ることではない。

芸能事務所立ち上げ後のエピソードは?

芸能事務所立ち上げた後のエピソードがとても気になる。 特に大泉洋チームナックスとの出会いや水曜どうでしょうの誕生秘話も。

実はダメ人間の続編である、ダメダメ人間も既に購入済みなので。 この中に上に書いたようなエピソードが描かれている事を期待したい(余計な情報を入れたくなかったので、目次やあらすじはまだ一切読んでいない)。