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映画「マネーボール」を観た

野球の試合に勝つためにはどんな要素が重要かを再評価し, これまでの常識とは違う独自の理論でチームを勝利に導くお話し.

ビリーの所属するアスレチックスは貧乏球団で,他の強豪チームのように選手獲得に大きな金額を確保できない. 強豪チームではとにかく良い選手を集めて最高のチームを作ることが出来る弱小チームはそれが出来ない. 強豪チームと同じような考えでは勝てないことに気づいたビリーは, 「良い選手をできるだけ集める」という従来の考え方から「コストパフォーマンスの高い選手を集める」といった, 業界では誰も行っていない戦略を取ることにした.

コストパフォーマンスの高い選手とはどんな選手なのか,それは勝つために重要なスキルを持っているが, その他のスキルは劣っている選手のこと. 周りからは評価されていないため,その選手を安く獲得することが出来る. ビリーの戦略の重要な肝はこの勝つための重要なスキルを過去のデータに照らしあわせて, データに基づいて決めたことにある. これまでの経験や常識からは評価されなかった,けども実は重要なスキルを持った選手を集めることで, 少ない資金力で勝てるチームを作った.

周りから批判されながらも,自分の意志を通し続けたビリーがとてもカッコ良かった. 特に,ビリーの意志が監督に伝わらず,思うような選手配置が出来ず,最下位に低迷しいた時に取ったビリーの行動がとても印象的. 全く結果が出ずに周りから批判され,ビリー自信もこのままこの戦略を続けてもいいものか葛藤する中, ビリーは自ら獲得した選手を配置させるために, そのポジションの選手をトレードしチームから強制退去させ,自分の意見を力で通した. あの最悪の状況下でも自分の理論を信じた行動は凄くぶっ飛んでいて面白かった.

ノンフィクションで業界の常識を打ち破った出来事ということもあって,映画では描かれなかった面白いエピソードが wikipediaにたくさん書かれている. 斜め読みするだけでも凄く楽しめる内容になっているので映画を見た人はこちらも参照して欲しい.

マネー・ボール - Wikipedia