「できる研究者の論文生産術」を読んだ

英語版の表紙もいいけど,日本語版の表紙も結構好き.

できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)

できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)

「スケジュールを決めて書くこと」

本書が主張する論文をたくさん書く秘訣は,特別なことでも何でも無く,すごく素朴な内容だった. これが秘訣なのかと拍子抜けするかもしれないけど,本書を読むとこの単純な手法が以下に効果的か分かるようになる. 「なぜ書けないのか?」その答えはシンプルで「書いていないからだ」. 書いていない人は書けない理由を色々と述べるけど,そんなことは理由にならない, 論理立てながらそういった言い訳を一つ一つ潰していく著者のロジックや皮肉を読むのは目から鱗の連続だった.

例えば以下の文章は心に響いた.

「スケジュールなんてがらじゃない」という人ほど,別の場面ではスケジュールを完璧に守って,
常に同じ時間に授業をし,就寝し,好きなテレビ番組を見たりしているものだ.

論文だけでなく文章全般について,書かなければいけないけど書く気になれないすべての人は本書を読むべき.