映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」を観た

胸糞悪い映画(褒めてる)。

連続殺人事件から22年経ち犯人が見つからないまま時効が成立した。 それを見計らって犯人が告白本を手にメディアに姿を表した。

時効が成立した犯人を罪に問えないがそれは正しいか。 被害者による私刑は許されるか否か。 答えは難しい。

前半はそういった倫理的な要素が、後半はミステリー的な要素がありとても面白かった。

「ダメダメ人間」を読んだ

「ダメ人間」の続編。

水曜どうでしょうで有名なミスターこと鈴井貴之の半生を語ったエッセイ。

以前書いた「ダメ人間」のレビューはこちら。 「ダメ人間」を読んだ - kg86 Laboratory

水曜どうでしょうの成り立ちであったり、映画監督に挑戦した話、その他ミスターがこれまでに感じた印象ある出来事が語られている。

読んでいて感じることはミスターの文章力の高さ。 出来事を正確に伝えつつ、その時の自分の感じたことを相手に分かる形で説明できる。 これは意外と難しい。 もしかしたら社長業、監督業、企画屋と人をディレクションする役割の人にとっては必須のスキルなんだろうか。

映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」を観た

原作アニメファンは楽しめると思う。 それ以外に対してはどうだろう?

1989年に連載が開始され、1995年に押井守監督によってアニメ映画のヒットにより世界にその名を轟かせた「攻殻機動隊」を、オリジナルの世界観を守りつつ、ハリウッドならではの設定改変を加えて待望の実写化!! 原作やアニメシリーズでは語られていない少佐の過去が明らかになる!!

amazon商品情報より

原作の再現度は高い。 吹き替えを選べば原作声優がしゃべってくれるので、声でアニメの雰囲気を維持しつつ、生身の映像を楽しむことが出来る。 そういった意味で原作ファンは原作以上の楽しみ方が出来て満足するかと思う。

だがそれ以外の視聴者を楽しめさせることが出来るかと思うと疑問が残る。 20年前はその世界観の奇抜さ、近未来感が圧倒的で多くのファンの心を掴んだ。 だが今となってはそれほどのインパクトが無いように思える。

やはり、映像作品の評価は観る時代に大きく影響するかと思う。 つい1年ほど前に攻殻機動隊TVシーズンを見返したが、期待に反して感動が薄かった。 時代が過ぎ去った、それに合わせて僕自身の考え方が変わったせいで共感できるポイントが少なくなってしまっていた。

というわけで、原作アニメを見たことない人にはおすすめはしないが、原作アニメ好きなら見て損はない映画だと思う。

映画「ザ・ギフト」を観た

薄気味悪い映画。

ザ・ギフト[Blu-ray]

ザ・ギフト[Blu-ray]

何度も届く、恐怖(ギフト)。 新天地で幸せな家庭を築く夫婦サイモンとロビンの前に現れた、夫の同級生と名乗る男・ゴード。再会を喜び、 二人に「ギフト」を贈り始めるゴードだったが、徐々にエスカレートしていくギフトに、二人は違和感を覚える。 やがて夫婦のまわりに異変が起き始め…ついに二人はゴードが仕掛けた恐ろしいギフトの真相を知ることになるのだった――

amazonからあらすじ抜粋

望んでもないギフトを送り続けるゴードの心意がわからない、その不可解さが不気味さを掻き立ててる。 恐怖が迫りくるようなホラー映画とはその点が大きく違う。 最初はわからなかった行動が話が進むにつれどんどん明るみに行く演出になっていくのだが、話のテンポは悪いように感じた。 ゴードやサイモンの行動も突飛すぎて共感が持てない。

映画「きっと、うまくいく」を観た

頭がよく友達思いなランチョーとその友人のファルハーンとラジューが大学生活を通じて辛いことや楽しいことを経験していく青春映画。

きっと、うまくいく [Blu-ray]

きっと、うまくいく [Blu-ray]

子供は親の言うことを聞いて育つ。 でもいつかは自分の考えを持ち、例え親の言うことと違っても自分が信じる道を行くことになる。 大学生はちょうどそういった子供が大人になる転換期だと思う。 ファルハーンとラジューはランチョーと大学生活を過ごす過程で色々な悩みを抱えそれを乗り越えて成長していく。 彼らが感じた悩みは多くの人が共感するものだろうし、彼らの成長は観ていて微笑ましい。

時間は170分と長時間だったけど、もう一度観たいと思える良い映画だった。

映画「セイフ ヘイヴン」を観た

サスペンスが味付けされた心温まるハートフルストーリー。

あらすじ

主人公のケイティは警察に追われ長距離バスに乗り込んだ。 休憩所の港町でバスを降りたケイティはそこで家を借り仕事を見つけひっそりと生活を始める。 訳ありのためか当初、人付き合いを避けようとしていたケイティだが、シングルファーザーのアレックスにだんだんと心を開いていく。

見どころ

映画の中でケイティとアレックスがどんどんと信頼関係を気づいていく心温まる話の展開とは裏腹に、ケイティの過去について疑惑がどんどん深まっていく。 この奇妙なアンバランスさがストーリーに深みを持たせて話に惹き込まれていく。

おわりに

ストーリーも良いが景色も良い。 落ち着きのある林と、時間がゆっくり流れるような港町。 見るだけでリラックスさせてくれる。

映画「ミュージアム」を観た

日本版SAWといった感じの映画。

ミュージアム

ミュージアム

あらすじ

刑事の沢村は雨の日だけに起こる猟奇殺人の犯人を追う。

どんな映画?

殺人の方法がとにかくエグく、精神的に不快な気持ちにさせる殺し方をする。 例えば、映画の冒頭では生きたまま飢えた犬に襲わせ殺している。 また、一方で日本のホラーのような、間接的に恐怖を増幅させるような表現も上手い。 特にいろいろな伏線があって、それが回収された時に思わず声が出そうになるくらいヒヤッとする。

そういった猟奇さや伏線の絶妙な置き方がSAW1と重なって見える。

おわりに

おもしろい、けどエグすぎるので万人におすすめできない。 もし、SAW1(SAW2以降はグロさが増すだけで脚本が微妙なので)が好きな人であれば楽しめると思う。